コロナ禍以降、お葬式のあり方が変化しています。
それまで少数派だった家族葬が激増していて、お葬式をする会館も小規模なお葬式に合う仕様に変更するところも増えています。
みなさんも、お仕事上のお付き合いでお葬式に参列することが激減していませんか?
2022年に行われた「お葬式に関する全国調査」では、
「家族葬」が55.7%で一番多く、ついで「一般葬」が25.0%、「直送・火葬式」11.4%で近親者のみで行う家族葬が主流に
株式会社鎌倉新書
というように、家族葬が半数を超えているんですね(^^)
2022年といえばコロナ禍真っ只中。
こちらはその時に行われた調査ですが、2024年現在、式場を運営する人に聞いたところ、この「家族葬が主流の流れは変わっていない」とのことでした。
むしろ、2022年のときよりも、家族葬を行う方は増えていそうですよね。
このようなお葬式のスタイルの変化により、お葬式に参列せずに「お香典だけ送る」という方法でお悔やみの気持ちを伝える方も多くなっていますよね。
それでも、喪服の出番が全く無くなったということにはなりませんよね。
家族葬で着る喪服は、以前と比べて、喪服のマナーは押さえつつも、着やすいものが多く選ばれる傾向が強くなってきています。
女性の喪服は、以前はワンピーススタイルが主流でしたが、パンツスタイルの喪服を選ぶ人もぐっと多くなってきています。
今では「パンツスタイルがNG」と言われると違和感がありますが、10年くらい前までは、女性のフォーマルスタイルでパンツスタイルはNGと普通に言われていたんですよ!
ですが今日、皆さんの中には、次に喪服を買い替えるなら、パンツスタイルの喪服にしようと考えている人も多いのではないでしょうか?
そもそも、普段の洋服でもパンツスタイルがほとんど、という人もいるので、喪服もパンツスタイルを選びたい人も多いですよね(^^)
ただ、喪服のパンツスーツは着ていけない場合もありますので、注意が必要なんです。

また、家族葬が主流になってきているということですが、親戚はどこまでお呼びするのが普通なのでしょうか?
家族葬の参列者の範囲は明確に決まっているわけではありません。
実際には、2親等以内の参加者のみで行われている家族葬が多いようです。
2親等以内とは、直径の家族や近親者。
具体的に挙げると、故人の両親とその子供とその家族、祖父母や孫、兄弟になります。
冠婚葬祭で必ず声を掛ける親戚というくくりで大丈夫かと思います。
ただ実際には、訃報があった場合は、家族葬のため参列しなくとも、お香典だけお渡しする場合も多くあります。
家族葬のあとに、喪主の方が、香典返しを別に追加注文することが増えているそうですよ。
管理人は先日、とってもお世話になった友達のお父さんが亡くなった際、御花代を持ってご自宅にご挨拶に伺いました。
香典返しは無しで「御花代」としてお渡ししたのですが、香典返しを頂きました。
用意していただいたものを断るのも申し訳ないので頂いてきましたが、このお香典の類とそのお返しの文化はなかなか一筋縄ではいかないものですね。
この際のご挨拶のときは、ご葬儀から時間が空いたこともあり、喪服ではなく普通の服装でお伺いしました。
普通の服装と入っても「あまりカジュアルすぎる格好では良くないか」と思い、きれいめの服装をしていきました。
このような場合は「何を着ていけばいいのか」と悩みますよね。
そう考えると、「訃報があったときは喪服を着る」と考えたほうが、意外と楽かもしれません。
管理人の先日のお悔やみのご挨拶も、お友達のご家族でしたのでそれほど気を使いませんでしたが、仕事上のお付き合いの相手の場合は、「スーツを着ていったほうがいいかな」「喪服のほうがいいかな」と悩んでしまうと思います。
そう考えると、今までの一般葬に喪服で参列するということは、「何を着ればいいか」悩むこともなく、喪服と香典を用意すればいいだけだったので、楽だったかもしれませんね。
なんにせよ、親族の訃報に対応できるように喪服を準備しておくと安心です。
喪服はアマゾンで購入すると最短の日時で配達してくれます。
持っていた喪服がキツイ、虫に食われてしまっているなどのトラブルの時に、アマゾンでの購入の選択肢も頭に入れておくと、いざという時に焦らなくてすみます。
家族葬はこれからも増えていきそうなお葬式スタイルです。
このようにお葬式のスタイルは変化していっても、喪服を着ていく風習はなかなか無くならないと思います。
ですが、マナーを意識しすぎて、着心地の悪いものや好みではないものを選ぶ必要はなくなってきています。
無理をしないで着心地の良い喪服を準備しておきたいですね(^^)

